「蚕ブラシ」とは?

これは何でしょう?
画像


「蚕ブラシ」という刻印があります
画像


拡大
画像


でも「蚕ブラシ」ってなんでしょう?

大きい方は、ワタの繊維を揃える「ハンドカーダ―」にそっくり
「ハンドカーダ―」
画像


「ハンドカーダ―」持ち手側
画像


「ハンドカーダ―」ブラシ拡大
画像


「蚕ブラシ」ブラシ拡大
画像

「回転蔟ボール専用」との記載があることから、
回転蔟についた「毛羽」(カイコがまゆを作る時の足場)を取るために使ったようです。

小さい「蚕ブラシ」は回転蔟掃除が出来そうなサイズです
画像

「繭室用B型」という記載からも、この使用方法でいいかと思います

カイコがまゆを作る時の足場「毛羽」がよく取れますね
画像


この資料は、藤岡歴史資料館所蔵のものですが、
「まゆまつり2016」にあわせて、資料調査として借用し、ブログ上に記録しました
いろんな養蚕道具があって、興味深いですね

by きょん

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

まゆこ
2016年07月09日 16:39
こんにちは。
山梨県中央市にあります中央市豊富郷土資料館のまゆこと申します。
そちらに伺ったことがあり、毎日楽しくブログを見せていただいております。
本日は、「蚕ブラシ」についてでしたので、はじめてですが、コメントさせていただきます。
蚕ブラシは「さんぶらし」と呼び、当館のある山梨県中央市豊富地区の豊産商事で製造販売し、名古屋方面では「側島」という蚕具問屋さんに多く卸していたと聞いています。
よろしかったら、当館ブログ「豊富郷土資料館のブログ」内の「蚕ブラシと豊産商事」の記事をご覧になって見てください。「蚕ブラシ」で普通に検索しても記事や画像が出てくると思います。
これからも、毎日そちらの記事を楽しみに見せていただきます。
そして、貴館にもまた是非伺いたいと思っております。
春蚕の飼育お疲れ様でした。
当方では、夏蚕がもうすぐ明日には上蔟を迎えるところです。

きょん
2016年07月12日 12:24
まゆこさん、「蚕ブラシ」は「さんぶらし」と読むのですね。
ブログ、とても参考になりました。ありがとうございました
山梨県と愛知県、遠いようで近いですね。側島蚕具店は、豊田市域の養蚕関係の古写真や収蔵の資料にもよく名前が登場します。

この記事へのトラックバック