2016年06月12日 一升枡 展示 「新器検」の刻印がある一升枡です。明治~大正期のものと思われます。底や側面にある「新器検」の文字がその理由です。篆刻文字ですね明治26年(1893)に施行された度量衡法にもとづく検印と思われます。当時、公定の枡として採用されていたものです。米や小豆などを量りました。内法は14.8cm×14.8cm深さは8.3cm鉄の棒がはすかいに入れてあります。度量衡法は昭和27年(1952)の計量法施行に伴い廃止されました。現在、第2展示室のくらしのコーナーに展示しています。<シルク>
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