企画展「古橋源六郎暉皃」シリーズ⑦伊勢神峠の神宮遥拝所

一部、展示替えを行いました
今日はその中から、伊勢神峠遥拝所に関する資料を紹介します

伊勢神峠遥拝所の配置図  慶応3年(1867) 古橋懐古館蔵
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伊勢神峠に遥拝所を作る動きは、元治元年(1864)からありました。
慶応3年に社殿が完成し、平田門国学者で神主だった羽田野敬雄が祝詞をあげました。

現在の伊勢神峠遥拝所
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慶応3年(1867)、
暉皃は飯田街道沿いの加茂郡連谷村(現・豊田市連谷町)にある
伊勢神峠の頂上に伊勢神宮の遥拝所を作り祭祀を行いました。
伊勢神峠は石神峠、石亀峠などと呼ばれましたが、これ以降は伊勢神峠と呼ばれました。

この祭祀は一時中断しましたが、
昭和46年(1971)に足助町明川、大多賀、連谷の3地区
(現在の豊田市明川町、大多賀町、連谷町)により復活し、今日に至っています。

伊勢神峠の遥拝所に関しては、出来た年を慶応3年とする説と、慶応元年とする説、
そして、元治元年説があるそうです。

今回のパンフレット作成に当たり、「統一見解はありますか?」とお聞きしたところ、
「どの説をとるかは、判断をゆだねます」との返答をいただきましたので、
暉皃の当時の日記に出てくる、慶応3年説をとらせていただきました

簡易的な遥拝所はその前にあったかもしれませんが、
この年に、社殿が完成し、羽田野敬雄さんが祝詞をあげたのですね

明治11年に、暉皃はここで山幸海幸を感得しました
(すなわち、山の民として山林資源の有効活用の必要性に気づきました。)
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展示風景
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1点1点、貴重な資料ばかりです
伊勢神峠を歩いたことがある人も、これから歩こうと思っている人も
是非、見にいらしてくださいね

ちなみに、こういった解説が聞きたい!という方は、
9月13日日曜日の10:00~10:30、ギャラリートーク「30分でわかる暉皃」を開催いたします
(予約は不要。当日発見館へ)日程があう方は是非、お越しくださいね

by きょん

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